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ホラーウェブトゥーンの作り方: 恐怖を演出するテクニック

怖いウェブトゥーンを作るためのテクニックを解説。雰囲気作り、恐怖の演出、ペーシング、ビジュアル表現のコツを紹介します。

ホラーウェブトゥーンは、縦スクロール形式を最大限に活かせるジャンルです。「恐怖」という感情を読者に与える演出テクニックを解説します。

ホラーウェブトゥーンの特徴

縦スクロールとホラーの相性

ウェブトゥーンの形式はホラーに最適:

  • スクロールで「見えない」を演出:恐怖の対象が徐々に姿を現す
  • 縦の距離で緊張を作る:長い廊下、暗い階段
  • 突然の出現:スクロールした瞬間のジャンプスケア
  • 読者のペースをコントロール:恐る恐るスクロールさせる

ホラーの種類

ジャンプスケア系

  • 突然の恐怖画像
  • 音(効果音の描写)を伴う
  • 短期的な恐怖

じわじわ系(コズミックホラー、サイコホラー)

  • 不安感を積み上げる
  • 説明できない恐怖
  • 長期的な不快感

スリラー/サスペンス寄り

  • 人間の恐怖
  • 追われる緊張感
  • ミステリー要素

恐怖の演出テクニック

「見えない」を活用する

最も怖いのは「見えないもの」:

  • シルエットのみ:詳細を見せない
  • 部分的に見せる:手だけ、目だけ
  • 暗闘の中:何かがいる気配だけ
  • 想像させる:読者の想像力が最も怖い

縦スクロールの距離

長い縦の空間

  • 暗い階段を降りていく
  • 長い廊下の先に何かがいる
  • スクロールするほど緊張が高まる

突然の変化

  • スクロールした瞬間、目の前に
  • 余白の後の衝撃
  • 予想外の位置に恐怖の対象

ペーシングの制御

緩急をつける

  • 平穏→不穏→恐怖→平穏
  • 読者を油断させてから
  • 緊張と緩和のリズム

沈黙のパネル

  • セリフのない静けさ
  • 「シーン」という音
  • 何かが起こる予感

ビジュアル表現

色とコントラスト

カラーパレット

  • 暗い色調が基本
  • 赤:血、危険
  • 青・紫:不気味さ、冷たさ
  • 明るい部分との対比

コントラスト

  • 暗闘から浮かび上がる
  • 明るい場所の安心感→暗所の恐怖
  • 突然の明暗の変化

クリーチャー/怪異のデザイン

不気味の谷

  • 人間に近いが何かが違う
  • 歪んだ比率
  • 不自然な動き

古典的な恐怖要素

  • 長い髪で顔が見えない
  • 異常に大きな目
  • 不自然な関節の曲がり

オリジナリティ

  • 見たことのない形状
  • 説明がつかない存在
  • 読者の想像を超える

表情と身体表現

恐怖する主人公

  • 読者は主人公を通じて恐怖する
  • 震え、汗、見開いた目
  • 声にならない悲鳴

加害者側の表情

  • 無表情の不気味さ
  • 歪んだ笑み
  • 人間でないことを示す目

ストーリー構成

導入(日常の確立)

なぜ日常が大切か

  • 平和な日常があるから恐怖が際立つ
  • キャラクターへの感情移入
  • 「自分にも起こりうる」感覚

不穏の種まき

伏線を散りばめる

  • 最初は気づかない違和感
  • 後から「あれが」と気づく
  • 読み返したくなる仕掛け

クライマックス

恐怖のピーク

  • 最も怖いシーン
  • 視覚的なインパクト
  • 音(効果音)の演出

結末のパターン

ハッピーエンド

  • 恐怖から逃れる
  • 代償を払って

バッドエンド

  • 逃れられない恐怖
  • 後味の悪さ

オープンエンド

  • 終わっていない不安
  • 読者の想像に委ねる

効果的なテクニック

ジャンプスケア

準備

  • 緊張を高めてから
  • 偽のジャンプスケア(猫が飛び出す等)の後の本物
  • 予想外のタイミング

実行

  • スクロール直後に配置
  • 大きなパネル
  • 強い視覚的インパクト

使いすぎ注意

  • 効果が薄れる
  • 読者が警戒する
  • 本当に怖いシーンのために温存

不協和音

違和感の演出

  • 日常の中の異物
  • いるはずのない場所に
  • 知っているはずなのに違う

読者参加型の恐怖

探させる

  • 「どこかにいる」と思わせる
  • パネル内を探す読者
  • 見つけた時の恐怖

選択の恐怖(インタラクティブなら):

  • どちらを選んでも怖い
  • 選ばなければ進めない

よくある間違い

避けるべきこと

  • グロテスクに頼りすぎ:怖さとは別物
  • ジャンプスケアの連発:飽きる
  • 説明しすぎ:謎が恐怖を生む
  • キャラクターが愚か:読者がイライラ
  • ダークすぎる画面:何も見えない

Multicでホラーストーリーを

Multicを使えば、読者の選択で分岐するホラーストーリーが作れます:

  • 選択で運命が変わる:誰が生き残るか
  • マルチエンディング:様々な結末
  • ノードグラフで設計:複雑な分岐も管理

読者自身が選んだ結果としての恐怖は、より深く心に残ります。インタラクティブホラーで、新しい恐怖体験を創造しましょう。


関連: ウェブトゥーンの作り方クリフハンガーのテクニック